選択
人生にはいくつもの選択がある
そうして選択した事柄によって
人々はああすればよかった。こうすればよかった。
そうして後悔したり。
ああしてよかった。こうしてよかった。
そうして喜んだり。
一喜一憂する。
その時の選択には、やり直しは利かないわけだ。
だけどそれがもし
「やり直す」ことが出来たとしたら?
はい、どうも生半可です。
いきなりで申し訳ないですが、今回は最近プレイしたゲームの感想でも書こうかと
思います。
そのタイトルは
「ライフイズストレンジ」
ジャンルはアドベンチャーです。
紙芝居でなく実際に自分が動かしてプレイする感じのですね。
ちなみに生半可はアドベンチャーといえば「逆転裁判」と「シュタインズ・ゲート」ぐらいしかやったことが無いです。
さて、本作をプレイしての率直な感想ですが
「これはゲームじゃない 映画だ」
という感想です。
物語は主人公のマックスを操作して、彼女を待ち受ける物語を進めていきます。
マックスには人物像が用意されているため、マックスはプレイヤーの分身じゃあありません。
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あらすじ
物語は彼女が故郷であるオレゴン州のアルカディア・ベイに戻ってきてから数週間経つところから始まる。
五年前にマックスは故郷を離れシアトルへと身元を移していたのだが、自身の趣味である写真を学ぶため、名門ブラックウェル高校に入学するために再び故郷へと戻る。
憧れの先生、華々しい学生生活、私は殻を破って変わる。
理想を抱き、ついに入学したマックスだが理想と現実の剥離に打ちのめされ、自身の撮る写真にも自信が持てなくなってしまった。
そんな日々が続いた後、彼女は夢を見た。
それは故郷であるアルカディア・ベイへと巨大な竜巻が迫りくる光景。
その竜巻は波を起こしながら、アルカディア・ベイへとその歩みを着実に進めーーー
そこで夢は醒め、気づけばマックスは授業を受けていた。
クリアとは言い難い頭で授業を受けるが、先生の指摘にうまく答えられず恥を掻き級友からは嘲笑を受ける。授業が終わってもマックスの気は晴れない。憧れの高校は問題の巣窟だ。いじめ、ドラッグ、行方不明の生徒。それらはマックスが思い描いていたそれとはあまりにかけ離れていた。
マックスは気分が落ちたとき、よく女子トイレに入る。
目前の鏡に映る自身を見据え鼓舞していると、唐突にドアが開きマックスは身を隠した。
聞こえるは焦りと不安の声。それは男のものだ。
そして追いかけてくるように扉は開き、強きな女の声が聞こえる。
状況は一触即発と言っても過言ではない。
幾度の罵声の掛け合い、しかし、直後としてそれは一つの
震える手で銃を握る、男子生徒。
見慣れない青い髪の女性が、腹部からおびただしい血を流している。
マックスの瞳はそれらを捉え、その事実を否定する。
「こんなの駄目だ」
そのとき、不可思議な逆光が辺り一面に広がる。
やがて光が引いていき、再びマックスが目を開くと、
そこは授業を受けていた教室だった。
それどころか先生の話す授業内容、他の生徒たちの配置や質問。
起こった出来事まで、何一つ変わりなくマックスが数分前に体験していたものだった。
彼女は時を巻き戻せるようになった。
彼女の奇怪な物語が始まる。
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とまあ、これがあらすじです。
読みにくい?文章力が無い?うん。ありがとうございます。
まあこんな駄文は置いて、本作は面白いです。
あらすじにはマックスの視点を中心に書きましたが、本編では様々な人間とマックスは関わりを持っていきます。
それこそ生半可も、
あれ?この子別に殻にこもってなくない?それどころかコミュ力高くない?どちらかというとリア充じゃない?
と彼女の自己評価を疑うようなことを思ってしまいましたが、作中の薬キメてウェーイなパーリーピーポーたちと比べると、イケてはないのかもしれませんね!(ドラッグがイケてるかはさておき)
でも生半可はマックスが好きです。スパッツの食い込み具合とかすごいえろい
というのも彼女の感性はほんと独特なんですね。
アドベンチャーという普段やらないジャンルでありながら完遂できた理由は、物語の質の他にこれが大きいと思います。
学内っていろいろなものがありますよね?学生寮に貼られたポスターだとか、友達の寮の部屋だとか。自分の部屋だとか。他にも街の中だとか。
そういったもの一つ一つにマックスはコメントをしてくれます。
その一つ一つに彼女の性格が見えてきます。
何度か着替えることになるマックスの独特のセンスの私服には注目必至です。
あと推理要素は雀の涙程度ありますが、これは自分で進めて見る映画という認識をした方がいいです。プレイ時にギャップがあるかもしれません。
しかし、物語の展開は凄いですよ。
マックスの選択が何をもたらすか。
本作は五章構成ですが、どの章も先が気になる幕引きをするので、自然とプレイしてしまいます。
ただゲームボリュームはPS4としては十時間あれば終わるくらいの短いもので、周回要素があるわけでもなく(物語として必要ないのかもしれないが)、長くできるゲームではないです。
でも、ストーリーはほんと引き込まれます。
何かと話題になったゲームではありますが、ぜひネタバレ情報なしで動画を見るか、実際にプレイして頂きたく思います。
では今日はこのへんで